昨日は潜水掃除当番だったので、3本の水槽をはしごしました。 最初はサンゴ水槽。 水槽の中からお客様のいる方向を見ると、こんな感じ。 少し濁っていますが、サンゴの向こうにうっすらと人影が見えますね。 続いてサメ水槽。 本日
投稿者: もりたき
スギノキミドリイシの成長
サンゴ水槽に潜ってスギノキミドリイシを撮影。掃除だったので、水が少し濁っていますが、この方が自然の海っぽい? …あぁ、本当の海に潜りたいです(笑) 実は、以前の飼育日記で、このスギノキミドリイシがおかしな成
アカヒトデのシダムシ
またまたシダムシの話題です。 シダムシはヒトデの体腔内に寄生する甲殻類ですが、およそ甲殻類には見えない奇っ怪な姿をしています(笑) 先日のブログでも紹介したように、現在、熊野灘のゴカクヒトデから見つかったシダムシの研究を
鏡餅ウニの行動観察①
熊野灘の水深300m付近に生息する小型ウニPrionechinus forbesianus (和名なし)。2匹が上下に重なる習性があるので、私は「鏡餅ウニ」と呼んでいます。 なぜこのように重なるのか詳細は不明ですが、いま
紅白イセエビが脱皮しました!4回目
本日、へんな生きもの研究所で飼育中の【紅白イセエビ】が脱皮しました!(画像右が脱皮殻) 紅白イセエビとは、2014年の11月下旬に鳥羽市相差沖のエビ網漁にて捕獲されたイセエビのことで(入館は12月6日)ご覧のように当初か
今シーズン5匹目!ウデナガゴカクヒトデのシダムシ
今朝、へんな生きもの研究所の見回り中に 死亡したウデナガゴカクヒトデからシダムシを見つけて興奮MAX! シダムシとは?もうすっかりお馴染み?でしょうが、ここでおさらいを… シダムシはヒトデの体腔内に寄生する甲殻類の一群(
クモガタウミウシのフェカンピア
前々回のブログで久しぶりにバナナムシ(仮称)が出現した、とお伝えしました。 バナナムシは、正しくは寄生性の扁形動物フェカンピア(Fecampia sp.)で、 成熟するとウミウシの体内から抜け出してコクーン(繭)をつくり
ジクネカイメン復活中
現在、へんな生きもの研究所で飼育中のカイメンの話題です。 このカイメンは2016年の春、熊野灘の水深250-300mで採集されて水族館に搬入されたものです。 水族館向かいの菅島にある名古屋大学の臨海実験所の
フクロムシのエキステルナが崩壊しました
へんな生きもの研究所で4月からフクロムシを展示しています(ヒシガニに寄生) フクロムシは体節構造を全く持ちませんが甲殻類の一員で、同じ甲殻類であるカニやエビなどに寄生します。 フクロムシ(矢印)4月10日撮影 フクロムシ