夏に鳥羽の漁師さんから頂いた小型サイズのカエルアンコウが、先日へんな生きもの研究所にデビューしました。今回の個体は比較的きれいですが、左の胸ビレの付け根に「いつものコブ」が一つ… 実は、このコブの正体は「コブトリジイサン
カテゴリー: 08 無脊椎動物
分裂する黄色いナマコ
へんな生きもの研究所の「黄色いナマコ」。英名はそのまんまYellow Sea cucmberで、和名はありません。 指先ほどの大きさで、暖かな海の岩の上などでじっと動かず、触手だけ大きく広げて水中を漂うプランクトンを餌に
ダイオウグソクムシ№32が排便しました(たぶん)
みんな大好きダイオウグソクムシ! 代謝の遅いダイオウグソクムシは排便のペースは遅いようです(野生でどの程度か不明) 先日(11月5日)、久しぶりにダイオウグソクムシの排便を確認しました。 実は、この日は給餌日で水槽にマア
キンチャクガニの三角関係(?)
へんな生きもの研究所で展示している2匹のキンチャクガニは水槽中央の岩陰で一緒にいることがほとんど。交接自体は未確認ですが、時々メスが卵を抱えているので仲は良さそうです。仮にオスを「キン太郎」、メスを「チャク美」としておき
テンプライソギンチャクに餌を与えると…
テンプライソギンチャク はカイメンの仲間(ノリカイメン属の一種)と共生する珍しい生態を持つイソギンチャクです。 興味深い生態に加えて、これまでに神奈川県の三浦市、新潟県の佐渡島、鳥羽を合わせた3地点でしか生息が報告されて
サンゴ水槽の隠れキャラ
エントランスホール入ってすぐのサンゴ水槽でキイロサンゴハゼを飼育しています。 本種はサンゴの枝に隠れるように暮らす、全身真っ黄色の小さなハゼで体長は3-4㎝ほど。 ミドリイシ属サンゴの粘液などを食べたり産卵場所にしたりと
ダイオウグソクムシ№32は食べる
毎週月曜日と金曜日はへんな生きもの研究所の給餌日。 以前の飼育日記で、今年3月に入館したダイオウグソクムシ№32が7月あたりから順調に摂餌していると紹介しましたが、7月に3回食べて、8月からは月1回ペースで摂餌しています