LANGUAGE
先日、マンジュウヒトデに襲われたアナサンゴモドキの話題を書き込んだばかりですが、またしてもマンジュウ日記です。
実はアナサンゴモドキが襲撃されたのは2月8日だったのですが、飼育日記を書き込んだ当日も襲撃されていました。こんどは隣接したベルベットサンゴ…。どうも同じ場所ばかり狙われています。
年明けから4回襲撃（摂餌）を確認しています。それがどれも同じ場所。ちょっと不思議です（以前、紹介したように、マンジュウヒトデはオニヒトデに比べるとそれほど食欲旺盛でなく、サンゴの食害は少ないので、今のところ様子を見ています）。
もちろん、アナサンゴモドキとベルベットサンゴが好物である（嗜好性が高い）可能性も十分考えられますが、ある別の可能性にも気が付きました。
襲撃された2種に対し、チヂミウスコモンサンゴ（茶色）はほとんど襲われないのです。そして、こいつだけ屋根のようにせり出しながら成長しているのです。
もしかしたら、腕の短いマンジュウヒトデはこのせいで下から這い上がることが難しく、結果、襲撃できないのかも…
アナサンゴモドキとベルベットサンゴの側はゆるい傾斜になっているので、襲われやすいのかもね。
知らんけど。
【飼育研究部 森滝丈也】
