熊野灘の水深300mで採集される「カガミモチウニ」。 水槽の中で2匹が鏡餅のように重なります。この珍しい行動は鳥羽水族館で初めて確認されたもので、今年の5月にこの行動にちなんで和名を提唱しました。 他の水族館ではあまり見
投稿者: もりたき
カニのヒゲボンボン成長中!
6月に熊野灘の水深200mで採集した謎生物「カニのヒゲボンボン(仮称)」。この生物はアミヤドリムシ類の一種で、ヒメエンコウガニの第1触角に寄生しています。非常に珍しい種類(未記載種である可能性が高い)のよう
少し腹が減ってきたか?
画像は今年の3月2日に熊野灘の沖合底曳き網で採集したウオノシラミ属の一種です。 種類は不明ですが、金粉をまぶしたような姿が魅力的です。 ウオノシラミの仲間は一時寄生性で、魚の体表に取り付いて体液を吸い、満腹になると魚体か
ウミグモのグルーミング!
ウミグモは頭部から4対の脚(1-4)が生えています(胸部には3対、5-7)。 ※腹面から撮影3番目の脚は担卵肢(タンランシ)と呼ばれ、オスがメスから受け取った卵塊を保護する役割があります。 その為、メスは担卵肢を持たない
リュウキュウスガモの花が咲きました
人魚の海ゾーンにあるシーグラス水槽でリュウキュウスガモの花が咲きはじめました。 リュウキュウスガモはアマモなどと同じ海草の一種で、水中で可憐な花を咲かせます。当館のシーグラス水槽では初めて開花した2007年から2015年
イソギンチャクの駆除は君たちに任せた
コーラルリーフダイビングゾーンにコブシメ水槽(左)とサンゴ水槽、2つの水槽が並んでいます。 コブシメは大型のコウイカ類で、例年、夏過ぎから翌年の初夏あたりまで水族館で繫殖した個体を左側のコブシメ水槽で展示しています(今は
ウシロバエビノエボシのオス
へんな生きもの研究所で飼育中の「カニのヒゲボンボン(仮称)」。おそらくとても珍しいアミヤドリムシ科の一種のようです。現在、飼育しながらデータを集めています。 一方、こちら↓は同じアミヤドリムシ科の「ウシロバエビノエボシ」

紅白イセエビが脱皮しました
先週の土曜日(8月8日)、へんな生きもの研究所で飼育中の【紅白イセエビ】が脱皮しました!(画像右が脱皮殻) 紅白イセエビとは、2014年の11月下旬に鳥羽市相差沖のエビ網漁にて捕獲されたイセエビのことで(入館は12月6日