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鳥羽水族館 飼育日記 鳥羽水族館 飼育日記

宿直。夜と朝

水族館には泊まって見回りをする宿直というものがあります。動物の状態はもちろん、水槽の水が循環しているか?水が漏れていないかなどなど…。(※某水槽をライトで直接照らすと担当者に怒られます。)

水が循環していない水槽はほとんどないので、よく見ると水の出口、入口があるものです。よその水族館に行ってもそんなところや動物の状態など見てしまうものです。職業病ですね。

 

さて、話は戻ります。まず、見どころは伊勢志摩の海ゾーンのイセエビ水槽。昼どこにおったん…っていうくらいイセエビがうごめいています。

そして、大水槽を下から見るコーラルリーフダイビングゾーン。上を見上げると…

うわっ

おわかりいただけただろうか。

ウミガメの亡霊が…

いや、生きてます。寝てるだけです。ココで寝ていることが多いんですよね。

昼間人気者のイルカやアザラシは夜の水槽が暗く、あまりよく見えません。笑

例の照らしたら怒られるところです。

 

見回りが終われば、仮眠です。

朝早くに起き、10~15kgあるエサのカゴを20~30個冷凍庫から運び、シャワーをかけます。

朝イチにやる仕事じゃないので、ちゃんとストレッチしておきましょう。

 

さてと、開館前もう一度見回り。普段ついている照明はまだついておらず、自然光の美しい水槽がいくつもあります。

マナティー水槽

チョウザメ水槽

この二つが特に好きです。

朝日を眺め、もう半日がんばります。

飼育研究部【りゅー】

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