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鳥羽水族館 飼育日記 鳥羽水族館 飼育日記

深海のウニの生存を確認する

ウニ好きの方の賛同は得られるはずですが、ウニのチャームポイントの一つはきっと肛門周辺だと…

間違い有りません。萌えます。

 

さて。

先日入館した深海のヘンゲブンブク科2種、動きが確認出来ず、生きているのか死んでいるのか…

こちらのウルトラブンブク、棘がしっかりと立っていますし、よく見ると、動きは確認出来ないものの管足も伸ばしています。

…ま、とりあえず生きていることにして、展示続行中。

今朝も同じ場所で静止しています…と、思ったら!

便をしているのを確認。

このブンブクの仲間は、体の後端に肛門があり、泥の中の有機物を餌にするので、便は泥状。山盛りになっています。

とりあえず、生存確認OK!

 

では、もう一方のHeterobrissus niasicus(和名なし・学名をカタカナ読みすればヘテロブリッスス・ニアシクス)はどうでしょうか?

実は、コイツもほとんど動いているのは確認出来ず…でも昨日の夕方見ると、朝よりも少し前進しているような…

今朝も、前端の砂が微妙に盛り上がって居るので、こりゃ確かに前進している可能性が。

もしやと思って、水槽の裏に回り、肛門を確認すると…

おぉ!肛門から細い便が出ているではありませんか!

これは昨日は見られなかったもの。肛門の開きぐあいも昨日とは違っています。

ということで、こちらも生存確認OK!です。

 

もうしばらくは展示を続けられそうです。

 

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