現在、へんな生きもの研究所で飼育中のカイメンの話題です。 このカイメンは2016年の春に熊野灘の水深250-300mで採集されたもので、以前、知り合いのカイメン博士に調べてもらってジクネカイメン属の一種(Rhizaxin
投稿者: もりたき
パラオオウムガイB7が孵化しました
パラオオウムガイのベビーラッシュは続いています(笑)。昨日、7個体目となるB7が誕生しました。 これで総数6匹になりました(B1のみ孵化後4日で死亡) 給餌は火曜日と土曜日の週2回。プラスチックカップに1個体ずつ隔離して
テンプライソギンチャク展示中
群体は小さくなってしまいましたが、へんな生きもの研究所で現在もテンプライソギンチャクを展示中です。 本種は去年4月に新種記載されたばかりのイソギンチャクで、ノリカイメンの一種と共生する珍しい生態を持ちます。2006年に神
パラオオウムガイB2のストレッチ
昨日の見回り中、12月20日に孵化したパラオオウムガイB2(Nautilus belauensis 2番目の孵化個体)の面白い行動を見かけました。 オウムガイのねじり行動(ストレッチ)です。昨日はこんな格好でした。 口を
パラオオウムガイB6が孵化しました
パラオオウムガイのベビーラッシュは続いています(笑)。今朝、2019年最初となるB6が誕生しました。B6は4/3-4/20に産卵した卵の一つです。 この個体は殻径が少し小さいのか、軟体部(特に目のあたり)が他よりも大きい
脱ぎましておめでとう!
年末のクリスマスの頃、飼育中のオオグソクムシ2匹の前半部が白くなってきたとお伝えしました。 脱皮の兆候です。 いつ脱皮するのか楽しみにしていましたが、今朝、出勤すると2匹とも脱皮していました。 オオグソクムシをはじめとす
ヒメカンテンナマコと共生する?ゴカイの仲間
先月12月に熊野灘の水深250-280mで採集したヒメカンテンナマコをへんな生きもの研究所で展示しています。このナマコの体はゼラチン質で柔らかいので、深海底引き網で状態良く採集するのは至難の業ですが、このコは傷つかずに状
夜のヒラアシクモガニ
昨晩は宿直でした。 見回り中、浮かび上がるシルエット… ヒラアシクモガニです。 本種は水深200m以深に生息する甲幅3㎝ほどのカニで、長い脚が特徴。 普段、昼間見るのは砂の上に這いつくばったような姿でほとんど動きませんが
深海のヒドロ虫を見つけました
明けましておめでとうございます。昨年は飼育日記を137回書き込みました。今年もこのペースで書き込んでいきますよ(笑) さて、当館のキャッチフレーズは飼育生物種類数日本一(1200種)ですが、この数をキープするのはなかなか
パラオオウムガイB5が孵化しました
パラオオウムガイのベビーラッシュは続いています(笑)正月イベントの準備を終えた先日29日の夜には5番目となるB5が誕生しました。 このB5は殻の中央にあるくぼみ(臍孔)がこれまでの個体の中で一番大きく開いていて、まるでド