夏休み真っただ中。自由研究に関する質問を受ける機会が多くなってきました。 先日受けた質問は「ダイオウグソクムシとオオグソクムシの違いについて」 その中の質問の1つが「目の形に違いはありますか?」でした。 メキシコ湾の深海
投稿者: もりたき
カガミモチウニ・お見合い大作戦
カガミモチウニはメスの上にオスが乗る興味深い習性を持つ深海のウニで、自然界では水深300mあたりで海底に沈んだ木を食べて暮らしています。 …のはずが、今、へんな生きもの研究所のカガミモチウニは全く重なっていません。これだ
オオカイカムリ→カイカムリ
へんな生きもの研究所のレギュラーメンバー「カイカムリ」は、どこかテディベアっぽい雰囲気のモフモフなカニの仲間です。 全体的に地味な印象は否めない。 ですが、なぜかハサミ脚の先端だけは鮮やかなピンク。マニキュアをしているみ
深海の珍イソギンチャク
先日紹介した、水深200-500mで採集した泥岩から出現した謎の小さなイソギンチャク。 早速、イソギンチャク研究者から該当する可能性のあるグループ(科レベル)を教えてもらいました。種類は特定できていませんが、なかなか興味
コブヒトデと砂の小山
先日、サンゴ水槽で面白い光景に遭遇しました。コブヒトデの横に連なる… 小さな砂の小山が3つほど。 実はこれ、コブヒトデの食事の痕跡なのです。 ヒトデの胃は幽門胃と噴門胃に分かれていて、餌を食べる時に噴門胃を体の外に出して
正体不明イソギンチャクとカメ吉の寝姿
和歌山県新宮沖水深200-500mで採集した泥岩をオオグソクムシの隠れ家(シェルター)として水槽に入れています。 最近、この泥岩に小さなイソギンチャクが1匹、出現していることに気がつきました。盤の直径は1㎜ほど、肉眼で何