最近気になってしょうがない「鏡餅ウニ」Prionechinus forbesianus
これまでのいきさつは過去の飼育日記をご覧ください。
【新メンバーを加入させてみる】
水槽の中でここ数日間重なっている2組(№1・№2と№6・№7)に対して滅多に重ならないのが№4と№5
ここ2週間ほどは全く重なる素振りは見せていません。また、こいつらは重なったとしてもごく短時間で離れてしまいます。
新しい個体を水槽に導入したら、その行動に変化があらわれるのでは?と思い、今朝、水槽に新メンバー№8を入れてみました。
【ロックオン!】
予想通り、新メンバー№8の動きは活発で、いきなり№5の上に乗ろうとしています。
対して、それまでほとんど静止していた№5は、嫌がるように動き回り…
ところが2時間後に見ると…№8の棘はすっかり下向きになり、ロックオン!したのか№5共々静止状態に。
【鏡餅トライアングル】
そして水槽には重なった3組のウニが誕生して、鏡餅トライアングル。
朝から夕方までそのまんま、すっかり安定の様相。
【シャッフルするとどうなるか?】
となると試してみたくなるもの。
3組を一旦バラバラに離すと…どうなるか?
夕方、さっそく実験してみようと、まずは水槽からガラスボウルの中に移してみました(同色のウニが元のペアです)
【相手が決まっているのか】
すると、いきなり変化が。
こちらは上の画像からわずか1分後…
もう、動いている。
【見事なグループ分け】
そして…開始からわずか3分後の様子がコチラ。
見事に分かれている。
こうなるとお互いに元の相手を認識しているとしか思えない(№6・№7は動きが少なかったですが)
このあとはもう一度バラバラにして水槽に戻しましたが、さて、明日の朝はどうなっているでしょうか。
3組とも元サヤに戻っているのでしょうか?
こんなPrionechinus forbesianusの行動を見ていると、まさか彼らには「心」があるのでは?と思えてくるほどです(笑)