先日22日の出来事です
朝の作業を始めようと思っていたところ、先輩スタッフから連絡が入りました。
「知り合いの漁師さんからの連絡で大きなサメが水揚げされたらしいぞ!」
おぉ!サメ!
サメと聞いただけでワクワクします。
果たして何ザメでしょうか??
送られてきた画像を見ると…
「むむむ?」
画像でははっきりしません。
というワケで現場に向かうことにしました。
港に到着して、サメと対面です。
全長は2.5メートル!大きいです。
トラックに積み込んで、水族館に持ち帰ることにしました。
さすが水族館スタッフ、みんな興味津々です。
もりたき君が、ネズミザメに付いた寄生虫の採取を始めました^^
さて、ネズミザメはメスでした。
お腹が大きかったので、もしやと思っていたのですが…
赤ちゃんが4匹いました!すごい!(体長は、1.1m)(赤ちゃんもすでに死亡)
ネズミザメは冷たい海に住んでいます。北日本では、食用にされることも多く【モウカザメ】と呼ばれているサメです。
現在調査中ですが、ここ三重県では、正式な記録がないようで、太平洋側における南限記録になる可能性があります。
三重では過去に、オットセイやアザラシさらにはセイウチがやってきた記録もあります。
もうすぐ春とはいえ、水温が低めのこの時期に親潮の流れに乗って三重まではるばるやってきたのでしょうか。
今回は、このネズミザメのおかげでいろいろとサメの勉強をさせてもらいました。
また新しい発見や情報がありましたら、飼育日記でお知らせしますね。今回はご報告まで。
(今のところ、公開展示する予定はございません。ごめんなさい。。。)