先週 書き込んだ粘菌ススホコリの話題は、予想以上に反響がありました。結構 人気がありますね。
やはりある程度名前の知られた「へんな生きもの」だからでしょうか。
ちょうど1週間経過したので、あのススホコリはどうなったのか、今朝確認しに行ってきました(担当外のゾーンなので、私自身 訪れるのは1週間ぶりです)
水槽をのぞくと…お!卵焼き
…ではなく、ススホコリの子実体です(無数の子実体の集合体)
この子実体で胞子が形成され、飛び散った胞子は再び発芽して次世代のススホコリになります。
スクランブルエッグは変形体と呼ばれ、餌となるバクテリアを食べながら目に見えないほどのゆっくりとした速度で動き回ります。
そして、ある場所に集合すると1枚目の画像のような子実体に変化します。
胞子を飛ばすので、風に乗りやすい高い場所を選んで集合するようです。
興味深い生物ですね。
このアメーバ状の生物がはい回って塊になるようすは、アラフォー男子としては「バビル2世のロデム」をイメージしてワクワクしてしまいます(笑)
【飼育研究部 森滝丈也】