昨日の夕方。
予備水槽を見回り中…ムラサキヌタウナギを収容したカゴの中に驚きのものを発見!
卵です!!
いやぁ、ずっと見たかったんですよ、これ。
実は、昨年末に東大の臨海実験所にお邪魔した時に実物を見かけ、指をくわえて羨ましがったばかりですが…それが今、目の前に。
うわ、興奮する…
ムラサキヌタウナギの卵は魚類のものとしてはかなり大きく、長さ3cmほど。
全部で14ヶありました。
こちらが産卵したムラサキヌタウナギ。ご存知かとは思いますがウナギではなく、無顎類と呼ばれる原始的な脊椎動物の一員です。
つじ君が昼過ぎに見た時には見当たらなかったそうなので、その直後に産卵したものと思われます。
それにしても、非常にインパクトある形態です。
卵の端には突起があり、ゼリー状の粘液に覆われています。
ひとまず、へんな生きもの研究所に収容しました。ご覧ください。
未授精卵の可能性もありますが、うまく発生が進めば面白いのですが…