昨日の日記でホソジマオトメウミウシはホソトゲナシヤギやトゲナシヤギを餌にすると書き込みましたが、ヤギは八方サンゴの仲間になります。
最近、ニュースでよく耳にする小笠原諸島「宝石サンゴ」これも八方サンゴの仲間(八方サンゴ亜綱)
たかむらさんのにょっきツイートで人気のウミサボテンも、ウミトサカやウミイチゴ、ウミキノコも、みんな八方サンゴの仲間。
ちなみにサンゴ礁のサンゴやイソギンチャクは六方サンゴ亜綱で別のグループになります。
ま、難しいことは抜きにしても、この仲間のポリプは拡大するとなかなか綺麗。
小さくて目立たない種類も多いですけれど。
そんな小さな八方サンゴのひとつがこいつ。
へんな生きもの研究所・カエルアンコウ水槽でひっそり飼育中のミカドウミヅタ。
こちらは同じ水槽のイソハナビ。
肉眼ではよくわからないけれど拡大して初めてこの美しさに気づきました。
同じ水槽のウミヅタの仲間?種名は調査中。
一方、こちらは冷水系の水槽で展示中のホソウミエラ。
テヅルモヅルの仲間が付着しています。
私は棘皮動物好きのキョクヒャーでもあるので、このテヅルモヅルもかなり気になります。盤経1mmちょっとでしょうか。
そして、一番好きな八方サンゴは…このアザミヤギです。
残念ながら今は展示していませんが、開いたポリプがLEDの光のような鋭さがあるな、と(笑)
八方サンゴ、なかなかメジャーにはなりにくいグループですが、よろしくです。