熊野灘の漸深海帯からオカダシンカイコシオリエビがやってきました。今回の個体はなかなか立派なオスです(鋏脚の先端から腹部まで5cmぐらいあるでしょうか) 長い鋏脚がオカダシンカイコシオリエビの特徴ですが、メスの鋏脚は少し短
投稿者: もりたき
新種!ヤドカリスナギンチャク
「へんな生きもの研究所」で飼育していたスナギンチャクが琉球大学大学院の喜瀬浩輝さんらの研究グループによって新種であることが明らかになりました。ヤドカリスナギンチャクEpizoanthus xenomorphoideus
熊野灘で2例目のウシロバエビノエボシ
2013年から沖合底引き網漁船に乗せていただき、熊野灘にどのような生物が生息しているか調査しています(主に無脊椎動物が対象) 底引き網で獲れた漁獲物の中から目当てのものを探していきますが、どんどん仕分けしていく漁師さんの
ダイオウグソクムシ№23近況報告
ダイオウグソクムシ№23の定例報告です。早いもので後ろ半分を脱皮してから50日が経過しました。 体色もすっかり元に戻り、何だかこのまま前半分の脱皮はしないんじゃないかという気にも…いや、します!(笑) ちょうど良いタイミ
バラ色のホネナシサンゴ
前回の飼育日記でバラ色のムンナ?の話題が書き込みましたが、あれはどうやらムンナではなくヨコエビの仲間のようです。何人かの研究者からご指摘いただきました。すみません、訂正します。種類は不明なのでこれから特定できれば…と考え
ハリセンボンのフグノエ
先日、志摩半島の漁師さんからハリセンボンが何匹か入館しました。その中のひとつを何気なく見ると…口の中にフグノエがいるじゃないですか!カワイイ(笑) フグノエはウオノエの仲間で、ハリセンボンやイシガキフグなどフグの仲間の口
ゼブラガニを展示しました!
いつもお世話になっている菅島の漁師さん(幸進丸)からイイジマフクロウニをいただきました。 フクロウニは原始的な特徴をもつウニの仲間で、変形可能な革袋状の殻を持ちます。深海に生息する種類が多いですが、イイジマフクロウニはフ
脱皮から1ヶ月が経過しました
ダイオウグソクムシ№23の定例報告です。後ろ半分を脱皮してから本日で32日経過しました。 30日目だった火曜日の朝は背を向けていたので、いつもの観察しやすい位置に戻しました。 その際、何日ぶりかに脱皮した後ろ半分を触って
朝からダイオウグソクの話題が続きました
今朝はダイオウグソクムシの話題が続いたので、まとめて紹介します。 まず、先月13日に後ろ半分を脱皮した№23ですが、今朝の姿がこちら(脱皮27日後)。後ろ半分はすっかり硬化したようで、前半分とほとんど差が無くなってきまし