この3連休に、はるばる東京からオウムガイの話を聞きに幼稚園の女の子が来館されました。
夏休みなどに合わせて、遠方からオウムガイの話を聞きに来られる方はこれまでに何人もいましたが、6歳は最年少記録かも(笑)
驚くほどしっかりとした質問をいくつも用意してくれていたので、実物や標本を見せつつ1時間ほどかけて解説しました。自ずと語りに熱が入ります(笑)
聞けば、この子は幼稚園で皆の前でオウムガイの魅力について発表をしたことがあるほどの、筋金入りのオウムガイ好きさんだそうです。良いですね~。
これからもオウムガイをずっと好きでいてください。私もこれからもオウムガイの魅力を語っていきます。
さて。今年の2月と3月に孵化したパラオオウムガイB10, B11, B12ですが、現在、順調に成長中です。B1~B9までは比較的短命だったので、餌の種類を少し変えてみたことが功を奏したのでしょうか?(これについては検証が必要ですね)
ひとまず今は、ハワイのワイキキ水族館が持つパラオオウムガイ孵化個体の飼育記録(376日)を目指しています。ようやく折り返し地点を通過しました。
これまでのオウムガイやオオベソオウムガイに比べると、パラオオウムガイの飼育は少し難しい印象です。
【飼育研究部 森滝丈也】