皆さんこんにちは、まえだです。
さて今年も5月22日がやって来ました。
お忘れですか?国際生物多様性の日です。
一昨年、この飼育日記で全5回で詳しく書かせていただいた(https://aquarium.co.jp/diary/2022/05/58524)生物多様性についての問題に関する普及啓発を目的とした国際デーです。
私たちの日々の暮らしは、様々な生物からの恩恵で成り立っています。
直接私たちに関係がないような生物(例えば小さな虫)でも、別の生きものを支える重要な存在になっています。
そういった生物たちや生物たちが暮らせる環境がなくなっていけば私たち人間の生活にも大きな影響が出てきます。
実際にすでにその影響は感じている方はいるはずです。
ウナギ、サンマ、アサリ、イカナゴ、セイウチ達も食べているサケ等、
昔よりも採れなくなり、値段が高く感じたり、口に入る頻度が下がっている生物は多いのではないでしょうか?
今年の生物多様性の日のテーマはタイトルの通り。日本の環境省は「共に未来を」と訳しています。
末永く豊かな暮らしを未来に繋いでいくため、私たちは一人一人が考え、行動しなければいけません。
【飼育研究部 まえだ】