たまには魚の話でも。
昼間は砂に隠れてほとんど見ることができませんが、伊勢志摩の海・日本の海ゾーンでシビレエイを展示しています。
ここにいます。夜になると砂から出てきます。
その名の通り、シビレエイは自ら発電することができます。獲物を麻痺させて捕食するための発電らしいです。
特にシビレエイ、デンキウナギ、デンキナマズの3種は「強電魚」と呼ばれていますが、シビレエイの電圧は60ボルト程度。電撃を受けてもそれほどのショックは感じません。例えば銭湯で見かける電気風呂ぐらいのピリつき加減でしょうか?
掃除のために時々この水槽に潜りますが、足先がシビレエイに触れると甲のあたりがピリつきます。もちろん致命的ではありませんが、皆さんがもし海で見かけても、むやみに触れない方が賢明だと思いますよ。
【飼育研究部 森滝丈也】