またまた展示を画策中のクマムシの話題です。
先日、水族館の前で採集してきたオニクマムシが今朝、産卵していました。(頭は右側)
クマムシ類は卵を普通に産む種類と脱皮殻の中に産み落とす種類がいますが、オニクマムシは後者。
今朝確認したこの個体はちょうど産卵を終えて、これから殻を脱ぎ捨てるところ。
殻の中に産み落とされた卵と、殻の中でモゾモゾと動き回る脱皮直後の姿が面白い!
こんなクマムシの姿をご覧頂くには、展示の工夫が必要ですね。
オニクマムシは比較的大型の種類ですが、それでも体長0.8mmほど。
ちなみに普段の(脱皮前の)オニクマムシはこんな姿です。