水深300m以下の深海に棲息する「鏡餅ウニ」ことPrionechinus forbesianus
先日の火曜日、先月の採集で採れた個体に№6・№7と番号をつけて、№1・№2、№4・№5がいる水槽へ移動しました(№3は過去に死亡)。
ちなみに下になる個体に奇数番号を付けるようにしています。
№6・№7の背後にぼんやりと見えているのが№1・№2…
共にここ数日重なり続けています。
今日も重なっていたので、かわいい姿を写真に収めようと何の気なしに並べてみました。
あ、やっぱりカワイイ!
(その奥には重なっていない№4と№5が見えています)
…あれ?
あれ、№6が移動しはじめた…?
…と思う間もなく、スルスルと移動。え?まさかの展開。
スルスル移動していきます。
20分後、閉館後の館内掃除から戻り、水槽を再びのぞくと…
№1は№6と№2を乗せたまま移動。ポツンと残される№7
そして、№6と№2は№1の上で激しく場所の取り合いをしている(ように見えました)。
…いや、これたぶんマジで陣取り合戦しているわ。
どうなるんだろ、このあと。
ふた組のカップルが出会うとこんな事になるんですね…
ん~ますます興味深くなってきました、このウニのマウント行動。
なぜ重なるのでしょうかねぇ。
やはり繁殖と関係するのかなぁ。