今日は午後からアミ採集に出かけていました。アミとはエビに似た小さな甲殻類で、タツノオトシゴや稚イカの餌に使います。テヅルモヅルにも与えています。
そのセノテヅルモヅル、今朝の姿はワイアール星人みたい…(←画像検索)
こんな体勢になるとよく分かりますが、見えているのは短めの腕(分枝)ばかり。
やはり、この荒く枝分かれした短めの腕は、主にからだを支持するために使われているようです。
餌(活アミ)を与えると…
丸まってからだの下に隠していた細かく分岐した長い腕をスルスルと伸ばしてきました。
やはりこちらの腕を主に摂餌に使うようです。
この個体は、前回メダカを食べてまだ腹一杯のようで、伸ばしてきたのはこの腕1本だけでした。
一方、もう片方の個体は食欲旺盛で反応ビンビン!
すぐに細かく分岐した長い腕を目一杯広げてきました。
…う~ん、確かに。
餌の匂いに反応して全ての腕を広げてしまったら、波に流されてしまうよなぁ。
そう考えると、実はテヅルモヅルは機能分化した2種類の腕を持つ、という考え方は納得がいきます。
そんな報告、これまでに聞いたことがないですけど。