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鳥羽水族館 飼育日記 鳥羽水族館 飼育日記

棘皮動物研究集会に参加してきました

少し間が空いてしまいました。久しぶりの飼育日記更新です。

 

先週末は東京方面に出かけて棘皮動物研究集会に参加してきました。

これはヒトデやウニ、ナマコやウミユリ、クモヒトデ…棘皮動物を研究対象にしている研究者や学生さんたちが集う学会です。

水産、古生物、遺伝、進化、生態、分類などなど…水族館の集まり(飼育技術者研究集会)とは少し毛色が違って、かなりアカデミック色の濃い学会ですが、水族館の業務に応用できそうな内容もちらほら散見。

そして参加される研究者のキョクヒ愛がハンパない(笑)

ホント刺激的で楽しい学会です。

 

私は個人的に、水族館や博物館は研究者と一般の方の間に立って生物の魅力を橋渡しする/できる施設だと思っているので、こういう会には積極的に(できる範囲で)関わっていきたいと考えています。

今回で参加3回目。毎回発表ネタを用意していますが、今回は『鳥羽水的2014年のキョクヒ3大ニュース!』を発表してきました(もちろん、こんなふざけたタイトルではありませんが…)

 

3大ニュースその①

60数年ぶりにお目見え「リトソマ・ヤポニカ(ゴカクヒトデ科)」が1月に入館。生きた姿を初確認!

その②

「ヘテロブリッスス・ニアシクス」が2月に入館!日本未記録の深海の珍ウニ!

その③

なぜ重なる?鏡餅ウニ「プリオンエキヌス・フォルベシアヌス」

以上について発表してきました。

なかなか反応も良く、貴重な意見もいくつかいただきました。

 

そして懇親会…今回の会場は東大の三崎臨海実験所、三崎と言えばマグロ!というわけで、こんな大きなカブト焼きも出てきましたよ。

かなり美味しかったです。

学会が終了した翌日は別のメンバーと。

寄生虫研究者さん・愛好者さん数名との会合です。

黒ビールを飲みながらも楽しい寄生虫やグソクムシの話や、写真や書籍等々の回し読み…

へんな生きものエネルギーをしっかりチャージした2日間でした。

 

これからも楽しくマイナーな飼育日記をアップしていきます!

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