先ほど水槽の見回りをしていて…予備水槽のザルに目がとまりました。 あ、これは…? これは…スポンジウミウシですね。 何だか正体不明のままこのザルの中に持ち込まれたのかも知れません。 温帯域に広く分布するウミウシですが、擬
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ウミサボテン産卵その後 その⑨
9/15産卵のウミサボテンですが、11/25現在生残数は23個体です。 最近では死亡個体が出る事は無くなった感じです。 ただ何かの拍子に体が縮んでしまって消失することが親個体でもあるので気は抜けません。 二次ポリプが出現
ツノモチダコのニハイチュウ
去年から1ヶ月に1回のペースで熊野灘の沖合底引き網漁船に乗せてもらい生物採集を行っています。 これは展示生物の入手はもちろんですが、熊野灘の生物調査としての意味もあるので、種名の分からない生きものは研究者の力をお借りしな
イタチザメが入館しました
昨日漁師さんから【イタチザメ】が捕れたよ~と連絡が入りました。 サイズは1mほどの手ごろ(扱いやすい)サイズ! おぉ!それはぜひ!ということでトラック出動! 閉館まぎわでしたが、昨日展示水槽に搬入しました。 全長は、約1
ウデナガゴカクヒトデのスイクチムシ
スイクチムシ…見かけからは想像つきませんが、実はゴカイなど同じ多毛類(環形動物)の一員。 170種ほどいるほとんどがウミユリ類(ウミシダ類)に寄生していますが、ごく一部がヒトデ、クモヒトデ類から報告されています。 &nb
Isaea属ヨコエビの体色
先日から気になっている、ヨコヤホンヤドカリに共生するヨコエビ。 該当種はイシクヨコエビ科のIsaea concinnaではないか?との返事を戴いていますが…相違点もあるようで結論には至っておりません。 調査継続中です。
ヤドカリ共生ウロコムシにウロコムシ
へんな生きもの研究所で展示中のジンゴロウヤドカリ。 先日の沖合底引き網で水深280mで採集したものですが、このヤドカリにウロコムシの仲間が共生していました(矢印) ウロコムシはその名の通り、背面にウロコが対になって並んで
サナダミズヒキガニが入館しました
先日の熊野灘の沖合底引き網で水深170mから採集したサナダミズヒキガニ。 他の魚と一緒に網で引き上げられる際に細長い脚が取れてしまうので、全て残っていることは稀ですが、この個体も計3本脚を失っていました。 でも、元気だっ
未知のシダムシか!?
シダムシ…それはヒトデの体内に寄生する「甲殻類」 赤い部分が1匹のシダムシです(これはモミジガイ属ヒトデのシダムシ) 去年、熊野灘漸深帯のゴカクヒトデの仲間から複数種の知られていないシダムシを見つけたことを
カゴカマスのウオノエ
今日は恒例の熊野灘沖合い底引き網生物採集に出掛けていました。 色々と採集できたのですが、今日紹介するのはカゴカマス …の口の中にいたウオノエ! ウオノエ好きの私としてはテンションが上がります。 かわえぇ! 採集した時はウ