イカとタコ、どちらが好きかと問われたら…断然タコ推し! さて。 ただいま、水温10℃の予備水槽で深海底引き網で採集されたタコを飼育しています。 このタコ、4月下旬に三重県熊野灘で採集されました。  
投稿者: もりたき
母さんグソクとコケムシ
先日お伝えしたように、オオグソクムシは無事に誕生し、今も元気に動き回っています。 今回生まれた18匹のベビグソたちは先に産み落とされた個体とは比べものにならないくらい状態が良好です。 やはりあの7匹は排除された弱い個体だ
テヅルモヅルのモヅ子ちゃん
テヅルモヅル(セノテヅルモヅル)の成体に幼若個体が付着していることがあります。 観察例が少なく、付着の理由ははっきりしませんが、大きな個体に付着することで餌を分けてもらったり、自分の身を守っているのではないかと、推測して
オオグソクムシの子どもが生まれました
5月25日に採集した、幼生を保育中のオオグソクムシ。 へんな生きもの研究所で飼育しつつ、子どもの誕生を心待ちにしてました。 なかなか生まれず、やきもきする毎日…6月21日、最初に産み落とされたのは2匹だけ。 ところが残念
深海ヒドロ虫~捕食劇場~
ただいま冷蔵庫の中で飼育している深海ヒドロ虫(ヒドロゾア)。 この仲間は群体性でポリプが機能分化(違う役割を持つ)しているため、その形態が大きく異なっています。 いくつの型があるのか今調べているところですが、とりあえず餌
オウムガイ、初産卵と寿命の関係
水族館で孵化したオウムガイとして飼育日数世界最長記録を更新中の№149ですが、先日の朝、見回り時にモゾモゾと… あ、産卵するかも。 結局、その日は産まなかったのですが、翌日に予想通り産卵していました。 でも、卵殻は不完全
ウミグモの幼生がいました。
先日、飼育日記にアップした深海ヒドロ虫を顕微鏡で観察している際、面白いものを見つけました。 おぉ!ウミグモの幼生です!体長0.4mmほど。 中央の黒点は「眼点」です。 背面から見た姿 同じ水槽
イトゴカイの仲間でした
先月14日にへんな生きもの研究所のアパート水槽で孵化した多毛類を冷蔵庫で育てています。 孵化から1週間は何の仲間か見当がつかないまま… 7月20日の姿 小さな目がなかなかキュート!な7月21日。 よく見ると
深海ウニの肛門についての考察
鏡餅のように重なる行動が見られると、たびたび飼育日記に書き込んできた深海ウニPrionechinus forbesianus ほとんどの場合、№2(個体識別番号)が一番大きな№1の上に乗っているのですが、時々下の画像のよ