先日、飼育日記でお伝えしたヤマトトックリウミグモの担卵肢に付着したコケムシですが、ウミグモもコケムシも弱っているので早々に標本にしてしまおうともくろんでいたら…
水槽に入れて数日後、ウミグモは徐々に調子を取り戻してきました。
この状態で標本にするのはさすがに可哀想なので、しばらく様子見ですね。
でも、コケムシの方は触手冠を開かないままなので、残念ながらこちらは死んでしまっているだろうと思っていたら…
昨日、きれいに開く触手冠が確認できて、かなりの個体が生存中だと判明。
やはり生きている姿は輝きが違いますね。
櫛口目Triricella属コケムシの繊細な感じは個人的に好みです。
しばらくの間、このコケムシはへんな生きもの研究所のヤマトトックリウミグモ水槽で飼育する予定です。
かなり目ヂカラが要りますが、ご覧頂けますので興味のある方はぜひ(笑)