最近、頻繁に「内肛動物ロクソソマ科」を飼育日記で紹介しているからか、先日お客様から内肛動物について少し質問を受けました。 世界的に見ても研究者がほとんどいない超マイナー生物。 私は研究者でありませんが、学生の頃に惚れたロ
投稿者: もりたき
マルタマオウギガニが抱卵中
いつもの菅島の漁師さんから数日前に頂いたマルタマオウギガニが抱卵中です。 カニの仲間は腹部(いわゆる「カニのふんどし」)で卵塊を抱える格好になりますが、マルタマオウギガニの卵塊ってかなりボリュームがあるんですねぇ。 背後
イボイソバナガニが入館しました
いつもお世話になっている菅島の漁師さんからイボイソバナガニを頂きました。 さっそくへんな生きもの研究所のゾウリエビ水槽で展示開始です。 イボイソバナガニは、岩礁域にはえるムチカラマツ類に共生しています。 宿主のポリプに似
オウムガイ P149
今年の8月、オウムガイの初産卵と寿命の関係について、この飼育日記で紹介しました。 要約すれば、①これまでに鳥羽水族館で孵化して性成熟に達したオウムガイの死亡時の日齢は、初めて産卵した日齢の1.4-1.5倍であった。 ②じ
台湾に行ってきました
先日、社内の研修旅行があり、台湾に行ってきました。 訪問先の1つが台湾初の海洋生態パークである、 花蓮遠雄海洋公園(かれんえんゆうかいようこうえん)。 実は、この遠雄海洋公園と鳥羽水族館は去年の5月に姉妹館提携を結んでい
電車、2両目が入庫しました~
先日17日にツイートでも紹介しましたが、菅島の漁師さんからハナデンシャ(ウミウシ)が入館し、さっそく翌日からへんな生きもの研究所で展示開始しました。 状態はなかなか良さそう。 すると、本日、またその漁師さんからハナデンシ
ジュウイチトゲコブシガニが脱皮しました
へんな生きもの研究所、カエルアンコウ水槽に隠れキャラ「ジュウイチトゲコブシガニ」をひっそりと飼育しています。甲幅7mmほどでしょうか。 ほとんど誰にも気付かれていません。 今朝、ふと見ると…そのジュウイチトゲコブシガニ脱
オオベソオウムガイ№84とspadix
午前中、給餌をしようとしたら… オオベソオウムガイ№84がガラスにグリグリ押し当てていました。 spadix(スペイディクス)と呼ばれる交接腕です(矢印) オスはこのspadixを使ってメスに精子(精包)を渡します。 餌