先週 書き込んだ粘菌ススホコリの話題は、予想以上に反響がありました。結構 人気がありますね。 やはりある程度名前の知られた「へんな生きもの」だからでしょうか。 ちょうど1週間経過したので、あのススホコリはどうなったのか、
投稿者: もりたき
ゴカクヒトデからシダムシ発見
先週末は東京海洋大学で開催された日本甲殻類学会に参加してきました。 昼の弁当を食べながら大学の後輩でもある研究者との話題に上がったのはシダムシ。ヒトデの体内に寄生する「甲殻類」です。 一見するだけではヒトデの内臓と見間違
粘菌が出現しています
昨日、鳥羽水族館の熱烈なファンの方からカエル水槽で粘菌を見つけた、との情報がありました。 さっそく確認しに現場へ直行すると…おぉ!確かに粘菌「ススホコリ」です(水槽中央の黄色のかたまり) 出現したのは、奇跡の森ゾーンのア
オオベソオウムガイの発生状況
たびたびお伝えしているオオベソオウムガイ胚の近況です。 卵殻からかなり姿が見えてきました。孵化は10月下旬か11月か… 順調に成長しているようです。 昨日は撮影時の照明に刺激されてキュッと体を縮めてきました(初確認) 漏
リプケアの不思議な生態…か?
リプケアLipkea sp. 国内ではこれまでに千葉県立中央博物館 海の博物館(2012年)と鳥羽水族館(2015年)の水槽内でそれぞれ1回ずつしか見つかっていない、とても珍しいクラゲです。 鳥羽の個体はずっと安定してい
6腕のヤマトホシヒトデ
深海底引き網で採集されるヒトデ類の中で毎回採集できるメジャー選手は、このヤマトホシヒトデHippasteria imperialis 今回もたくさん採集できましたが、大型で収容先の確保が大変なので、今回持ち帰ったのは12
深海のイソギンチャクを展示しました
以前はさほど興味のなかったイソギンチャクですが、最近 少し興味が出てきました。 深海底引き網では何種類か採集できますが、先日 水深400-350mから見つかったイソギンチャクはこれまでに見たことが無い種類。 採集できたの