今、鳥羽水族館の前の海では朝になると「カワウ」の群れを見ることができます。
カワウは、川にだけ生活しているのではなく、沿岸部にも見ることの出来る野鳥です。
黒くてシュッとした体型の鳥で、
朝や夕に編隊を組んで飛んでいるので、あの鳥がそうか、と思う方もいるのではないでしょうか?
さて、そのカワウ、結構な数のカワウが水族館前の筏の上で休んでいるのですが、よくよくみると模様の違う個体が混じっています。
真っ黒なカワウの横に頭が白い個体が混じっています。
別の種類にも見えますが、実はこちらもカワウ。繁殖シーズンに見られる姿なんです。
この白黒模様…水族館で似たような模様の生きものと言えば・・・
はい、「フンボルトペンギン」ですね。
以前、お客様から「川にペンギンがおる!」って連絡があったことがあります。
半信半疑でスタッフが現地へ向かったら【カワウ】だったわけでして。
まぁ似ているといえば、似ているのですが…
皆さん、どうでしょう?
【飼育研究部 たかむら】