早いもので、もう今年も残すところあと3日。
ということで、今年出会った(別れた)グソクで振り返ってみたいと思います。
注)グソクとはグソクムシ(グソクムシ科)とオオグソクムシ、ダイオウグソクムシ(スナホリムシ科)のざっくりとした総称です。
1月 三重県尾鷲で捕獲されたネズミフグに付着していたグソクムシの仲間。つぶらな瞳の灰色ちゃん。
2月 大雪のバレンタインデーにダイオウグソクムシ№1が永眠…
5月 熊野灘深海底引きでよく捕れるコイツがまとめて6匹入館。アカレンジャーの眼のグソクムシ。メダマウオノシラミ
6月 会議で愛知県の水族館へ。見たことが無いグソクムシがいた。気になる…
7月 水産試験所からグソクムシ科の一種。志摩沖水深200mで捕獲アカムツに寄生。
8月 鳥羽水族館で初めて孵化したオオグソクムシ。一腹に25匹。
9月 超巨大目玉の大型グソクムシ。ブユノメグソクムシ。熊野灘深海底引きで捕獲。
12月 腹尾節の模様に萌えるスジオスナホリムシダマシ。海洋深層水取水施設で水深415mから。アカドンコに寄生。
あぁ、今年は色々なグソクの思い出が走馬燈のように巡る一年でした。
それでは皆さん、良いお年を!
…たぶん、年内にまだ飼育日記は更新します。