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鳥羽水族館 飼育日記 鳥羽水族館 飼育日記

シャボン玉は「吹く」けど、エサの時に「吸う」のは、なぁぜなぁぜ~?

シャボン玉は「吹く」けど、エサの時に「吸う」のは、なぁぜなぁぜ~?

皆さんこんにちは、ともちゃんです。

 

先日のふれあいタイム終わりに「ツララちゃんはシャボン玉の時は『吹く』のに、エサを食べる時に『吸う』のはなぜですか?」という鋭い質問をいただきましたm(_ _)m

よくぞ、お気づきになりましたね!!!

息を吹いてシャボン玉を飛ばす。

 

吸い込んでエサを食べる。

 

まず、第一に「吸うこと」と「吹くこと」を別々で教えています。

どのように教えるかというと、吸って欲しいときには「吸って」、吹いて欲しいときには「吹いて」というボイスサインを行動と結びつけて誘導していきます。

ですが、皆さんの前で披露するときにはボイスサインを発していません。

 

では、どうやってツララが区別しているのかというと、「慣れ」という部分が大半だと思います。

そしてもう一つ考えられるのは、エサを与える時の手の感触と、シャボン玉を吹くときに咥えるラッパの感触が違うので、そういったところで区別していると思われます。

手が来たら吸って、ラッパが来たら吹いて、みたいな感じかと。

 

セイウチは吻先の感覚が発達しているので、触覚という領域では、とてつもない能力を発揮するのだと信じているともちゃんです。

 

【飼育研究部 ともちゃん】

 

 

 

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