新しい展示を「へんな生きもの研究所」で始めました。
ミジンコです。
厳密にはDaphnia magnaという種で、オオミジンコです。
世界最大のミジンコですよ!
最大5mm
ところで、ミジンコって英語でなんて言うの?
Water flea=水の蚤
です。
が、時々やり取りをしている海外の熱帯魚マニアの方は、普通に「daphnia」って言っていて、調べてみるとこっちのほうが一般的によく使われているみたいですね。
そんなミジンコですが、普段は(環境の良いときは)メスだけで単為生殖をしてクローン増殖し、低温や渇水を感じるとオスが出現して有性生殖からの耐久卵という変わった性質を持っています。
耐久卵は乾燥に強く、何年もカラカラで生き続け、再び暖かい水に戻ると数日でミジンコが生まれてきます。
そして、耐久卵は軽いので、風に飛ばされてあちこちに散らばります。
何にも無いはずの水たまりに、いきなりミジンコが現れる不思議、の答えは耐久卵が理由でした。
ぜひ、見に来て下さいね。
かみおか