12月もあと少しですね。
鳥羽は、あまり雪が降りません。積もることは数年に1回あるかどうかなんです。
ま、逆にいえば、ちょっとでも積もったら大変な騒ぎになります。
さて、12月。水族館前の海は、冬になると透明度があがってきます。
雨が降らないのが大きな理由だと思います。海底もよく見えます。
さてクラゲはというと…あまり見かけません。
最近になって、ようやく「カブトクラゲ」をちらほらみかける日が出てきました。
昨日は「ウリクラゲ」も見ましたよ。
この時期はボラの赤ちゃんの群れを見かけるようになります。
まだ体長1センチほどの赤ちゃんの群れです。ヒレを懸命に振って泳ぐ姿が愛らしいです。
見かけるといえば…朝だけ見かけるようになったのが「カワウの群れ」です。
どど~~っと、群れでやって来たと思ったら、筏の上で集団で休憩を始めます。
それも長居をしないで、ちょっと経ったらまた皆でどこかへ移動してしまうんです。
エサとなる小魚たちが集まっているのでしょう、もうしばらくカワウは観察ができそうです。
【飼育研究部 たかむら】