本日、オオイカリナマコをサンゴ水槽に搬入しました。
オオイカリナマコは伸びると全長3m以上になる細長いナマコの仲間。
ところで。
オオイカリナマコは決して「大怒り」ではなく、体壁の骨片の形が錨(イカリ)の形をしているのでこんな名前なのです(イカリナマコ科)
ほとんどのナマコはこんな骨片を持っていますが、特にオオイカリナマコのものは大きくて長さ1mmほど。
この仲間は足(管足)を持たないので、体表から飛び出た錨の部分を地面にひっかけて移動します。
それで、このオオイカリナマコに触れると【荒れた手でストッキングを触った】ようなザラザラ感があるんですよ。
【飼育研究部 森滝丈也】