すみません、こんな話題ばかりで…
昨日のりゅー君の日記にあった「チョウ」ですが、改めて調べてみたらチョウではなく「チョウモドキ」のようです。
近縁種ですが、チョウモドキが冷水性の淡水魚に寄生するのに対し、チョウは温水性の淡水魚に寄生するようです。
また、チョウモドキはやや大型で、腹部(画像↑では尾びれのように見える部分)の先端が尖っていますが、チョウの腹部が丸みがあるので区別できるそうです。
確かにこいつは尖っています。
さて、昨日の日記にも書かれていましたが、事の発端は獣医が私に「カワウソ水槽にへんな生きものが泳いでいたんやけど何かな?」と聞いてきたこと。
でも、その時は肝心の生きものは採集していなくて…
えぇ、さすがに何も見ずに正体なんてわかるはずもないじゃないですか(笑)。ちょっと、スケッチでも描いてくださいよぉ~と頼んで、獣医が書いてくれたのがこれ ↓
…余計にわかりません(笑)
で、実際に見に行くと、確かに何かがカワムツに付いていますね…
遠目に見て、寄生性コペポーダのカリグスかな?と思っていたのですが、りゅー君が採集してきたものを見ると「チョウ」(最終的にはチョウモドキと判明)でした。
このチョウモドキ、腹側から見ると、顎脚が変化した1対の吸盤が実にカワイイ。
ドラえもんの腕みたいにクネクネ動かしております。ボク、チョウモドキ~
そして、ハッ!と気付いたんです。あの獣医の描いたスケッチ…
さらっと描いた割に、特徴を捉えているような…
吸盤らしきものもあるし、わざわざ書き直した腹部(尾びれみたいな部分)なんて先端が尖っていて…これはチョウではなく、まさにチョウモドキの特徴ではありませんか!
対象物に知識がないのにパッと見て特徴をつかんだ獣医って、さすがです…
ん~今回は 私の推理力が足りませんでしたねぇ。