鳥羽水族館の館内にある直営レストラン「花さんご」 オススメのメニューのひとつが「ちりめん丼」。鳥羽湾の目の前に広がる伊勢湾で水揚げされたチリメンジャコをふんだんに使っていて美味しいですよ。 さて。先日の昼過ぎのこと。 そ
カテゴリー: 08 無脊椎動物
オオベソオウムガイを展示開始
昨日、3年ぶりにニューカレドニアからオオベソオウムガイが5匹やって来ました。 2017年に採集されてニューカレドニアのラグーン水族館で飼育されていたオス3個体と、先週の7月10日に採集されたばかりのフレッシュなメスが2匹
テンプライソギンチャクの分裂個体が出現
テンプライソギンチャク はカイメンと共生する珍しい生態を持つイソギンチャクです。2006年に神奈川県三浦市の磯で初めて見つかり、今も新潟県の佐渡島、鳥羽を合わせた3地域でしか確認されていません。去年の春に新種記載されたこ
オウムガイに会いに(パラオオウムガイ近況)
この3連休に、はるばる東京からオウムガイの話を聞きに幼稚園の女の子が来館されました。 夏休みなどに合わせて、遠方からオウムガイの話を聞きに来られる方はこれまでに何人もいましたが、6歳は最年少記録かも(笑) 驚くほどしっか
キンチャクガニの「歯磨き」
現在、へんな生きもの研究所のアパート水槽23号室にキンチャクガニが入居しています。 両方のハサミにイソギンチャクを持つ独特な習性と派手な体色で人気があるカニですが、小型なのでひっそりと展示している格好になっています。 先
水族館生まれのタバネサンゴが9年目を迎えました
コーラルダイビングゾーンで飼育中のタバネサンゴが誕生から9年経過しました。 実は、このタバネサンゴは和歌山県の串本海中公園センターさんで繁殖したものです。 串本海中公園センター(以下、串本さんと略)ではこれまでに何種もの
分裂するトヤマヤツデヒトデ
へんな生きもの研究所では熊野灘の水深140mで採集したトヤマヤツデヒトデCalasterias toyamensisを飼育中です。 このヒトデは種名からわかるように元々は富山湾でのみ確認されていたヒトデでしたが、1983
テンプライソギンチャクを採集してきました
去年の8月に採集したテンプライソギンチャクの群体がかなり小さくなってきたので、菅島にある名古屋大学の臨海実験所の協力で新しい展示個体(群体)を採集することにしました。今朝の鳥羽はかなり激しく雨が降っていたので海の濁りが心
熊野灘の不明タコたち
先日の飼育日記で、熊野灘沖脚底引き網採集で2015年以来2回目となる珍しいタコが採れた~と書き込みました。 本種はこれまで種類が不明だったのですが、採集翌日に来館したタコを研究している学生さんにたずねると…テナガダコです
フリソデエビの第1胸脚
へんな生きもの研究所アパート水槽23号室のフリソデエビです。「振り袖」のように広がった第2胸脚(ハサミ脚)が和名の由来ですが、英名のハーレクイン・シュリンプ(道化師のエビ)の方がイメージに合う気がします。 ヒトデだけを食