去年12月20日に孵化したパラオオウムガイB2(Nautilus belauensis 2番目の孵化個体)が先日無事に100日齢を迎えました。 孵化直後からの成長の過程はこんな感じ。 2017年10月に入館したパラオオウ
投稿者: もりたき
カンムリヒトデスイクチムシをウデナガゴカクヒトデに寄生させてみる
これは2017年に新種発表されたカンムリヒトデスイクチムシ(ゴカイと同じ多毛類)です。本種は熊野灘の水深300m付近に生息するカンムリヒトデの胃の中から見つかりますが、寄生されたヒトデ自身に特に影響はないようです。 飼育
カンムリヒトデスイクチムシを寄生させてみた
昨日は沖合底引き網漁船に乗船して熊野灘の水深170-310mで生物採集をしてきました。 久しぶりにカンムリヒトデスイクチムシがまとまって採集できました。本種は2017年に新種発表されたスイクチムシで、カンムリヒトデの胃の
オウムガイ№70の休みかた
昨日は珍しい休憩姿勢をとるオウムガイを見かけました。 ご覧ください。左の触手だけでぶら下がっています。朝から夕方までこの格好でした… …この姿勢は、楽なのか?(笑) この個体(№70)が、こんな風に触手を使ってぶら下がる
深海のBathyceradocus属ヨコエビ
へんな生きもの研究所のアパート水槽7号室のヨコエビBathyceradocusの続きです。 とても珍しい種類である可能性が高く、現在、研究者に調べてもらっていますが、結果が出るまで、水族館としてできることはないかと水槽内
サンゴが美しく育っています
昨年12月に沖縄の八重山から搬入したミドリイシの仲間(サンゴ)を水槽に展示したと紹介しましたが、その後の変化です。 最初の頃は全体が茶色がかっていて、あまりきれいではなかったのですが、最近は調子良く成長して色揚がりも上々
パラオオウムガイB12が孵化しました
パラオオウムガイのベビーラッシュはまだまだ続いていますよ~!今朝12個体目となるB12が誕生しました。これで現在の飼育数は8匹になりました(B1、B4、B5、B6は死亡) 数日前から卵の向きが変わる(孵化直前の胚が卵殻の
孵化から2ヶ月経ったので
パラオオウムガイB2とB3を孵化専用水槽(23℃)から成体の展示水槽(17℃)へ移動しました。 オウムガイの仲間は高い水温で産卵し、孵化後しばらくして親と同じ水温の海域へ沈降すると考えられているので、水族館ではこれまでの
7号室のBathyceradocusヨコエビ
へんな生きもの研究所のアパート水槽7号室でひっそりと飼育中のヨコエビBathyceradocus sp.(熊野灘の水深350mで採集)。まだ名前が付けられていない種類(未記載種)である可能性が高いので、現在、研究者に調べ