現在、へんな生きもの研究所のアパート水槽23号室にキンチャクガニが入居しています。 両方のハサミにイソギンチャクを持つ独特な習性と派手な体色で人気があるカニですが、小型なのでひっそりと展示している格好になっています。 先
投稿者: もりたき
水族館生まれのタバネサンゴが9年目を迎えました
コーラルダイビングゾーンで飼育中のタバネサンゴが誕生から9年経過しました。 実は、このタバネサンゴは和歌山県の串本海中公園センターさんで繁殖したものです。 串本海中公園センター(以下、串本さんと略)ではこれまでに何種もの
分裂するトヤマヤツデヒトデ
へんな生きもの研究所では熊野灘の水深140mで採集したトヤマヤツデヒトデCalasterias toyamensisを飼育中です。 このヒトデは種名からわかるように元々は富山湾でのみ確認されていたヒトデでしたが、1983
テンプライソギンチャクを採集してきました
去年の8月に採集したテンプライソギンチャクの群体がかなり小さくなってきたので、菅島にある名古屋大学の臨海実験所の協力で新しい展示個体(群体)を採集することにしました。今朝の鳥羽はかなり激しく雨が降っていたので海の濁りが心
熊野灘の不明タコたち
先日の飼育日記で、熊野灘沖脚底引き網採集で2015年以来2回目となる珍しいタコが採れた~と書き込みました。 本種はこれまで種類が不明だったのですが、採集翌日に来館したタコを研究している学生さんにたずねると…テナガダコです
フリソデエビの第1胸脚
へんな生きもの研究所アパート水槽23号室のフリソデエビです。「振り袖」のように広がった第2胸脚(ハサミ脚)が和名の由来ですが、英名のハーレクイン・シュリンプ(道化師のエビ)の方がイメージに合う気がします。 ヒトデだけを食
クリイロケシカニモリの仲間がいました
当館のキャッチフレーズは飼育生物種類数日本一(1200種)ですが、この数をキープするのはなかなか大変。なので、水槽の中に知らないうちに紛れ込んだニューフェイスを見つけると嬉しくなります。 先日、イシダタミヤドカリが背負う
過去のメス個体も丸まっていました
先日書き込んだダイオウグソクムシの防御態勢に雌雄差があるのか?の話題ですが、もちろん個体差の可能性もあるかもしれません。単に24号が丸まりやすかっただけだったり。 ところが、過去にもう1個体、小型の若いメス個体を飼育して