原始的な魚類、ムラサキヌタウナギ 3月上旬に産卵したのですが、胚発生が確認できるのは数ヶ月後らしい。 ただいま経過観察中…果たして受精しているのか? ところで、卵の両端には突起があって、マジックテープみたいな役目をしてい
投稿者: もりたき
「叉棘キノコ(仮称)」の正体…
先日の飼育日記で紹介した、水深200mから見つかった「叉棘キノコ(仮称)」 深海の謎生物の正体は一体!?…複数の研究者から叉棘がヒトデのものに似ているから棘皮動物ではないか?と指摘がありました。 深海の沈木にはシャリンヒ
ツリガネボヤの仲間が入館しました
先日の深海底引き網採集ではありませんが、同じタイミング、海域で採集されたホヤが入館しました。 深海のホヤと言えばオオグチボヤが有名(比較的ね)ですが、これもなかなかユニークな姿。 長い柄の先に本体がぶらさがった格好。 ホ
ダイオウゴカクヒトデが入館しました
先日の深海底引き網漁船で採集した面白い生物の一つがこれ。 日本最大のヒトデ 類、ダイオウゴカクヒトデ Mariaster giganteus です。 1匹でクーラーボックスがいっぱいです(笑) ヒトデの大き
謎生物を採集しました
昨日は紀伊長島の甚昇丸さんに乗船させていただいて深海底引き網の生物採集をおこなってきました。 色々と面白い生物が採集できましたが…その中に私を悩ます小さな謎生物を見つけました! それは水深144-200mで採集した沈木に
オウムガイP149が久しぶりに産卵しました
昨日の餌の時間、ふと水槽をのぞくとオウムガイP149のそばに嬉しいものが転がっていました! 久々の卵です(卵黄のみでしたが) みなさんご存じでしょうが、P149は水族館で孵化した個体として長期飼育世界記録を更新中(200
スナホリムシが入館しました
さきほど、いつもお世話になっている菅島の漁師さんからヤマトスナホリムシをいただきました。 しかも大量に… 体長1.5㎝ほど、ダイオウグソクムシやオオグソクムシと同じスナホリムシ科の一員です(属は異なりますが) 夜になると
オニクマムシが産卵しました
またまた展示を画策中のクマムシの話題です。 先日、水族館の前で採集してきたオニクマムシが今朝、産卵していました。(頭は右側) クマムシ類は卵を普通に産む種類と脱皮殻の中に産み落とす種類がいますが、オニクマムシは後者。 今
クマムシ人気に嫉妬する
3月になって水族館を訪れる若いお客様の姿が増えてきました。 そのためか、へんな生きもの研究所で「もりたきさんですか!」と久しぶりに2日続けて若い方に声をかけていただきました。 ありがたいことです。 声をかけ