みなさんこんにちは!
今日は以前ゆぅさんが紹介されていたフトアゴヒゲトカゲの卵のお話に続いて、奇跡の森で誕生した赤ちゃんをご紹介します!
場所は皆さんおなじみ、こちらののぞき窓近くにある真ん中の水槽。
水槽の中央あたりにいる小さな1匹のカメが見えるでしょうか…
この子はジョフロアカエルガメという種類で、昨年の11月9日に展示水槽内で産卵されていた卵を回収し、約4か月後の3月18日に孵化しました。手のひらに乗っているのを見て分かっていただけたと思いますが、まだまだとっても小さくて可愛らしいサイズです(^^)
孵化した直後はこのようにお腹に卵黄を抱えているので、それを体内に吸収し終わるまでは、湿らせた水苔の上で飼育していました。カメの甲羅はとても硬く頑丈なイメージですが、孵化直後は柔らかいんですよ!
野生のジョフロアカエルガメは南米に生息し、甲羅の大きさは最大で35㎝にもなります!鳥羽水族館では大人の個体も展示しているのですが、同じように手の大きさと比べてみると…
とても大きいのがわかりますよね!道のりは長そうですが、立派な大人になるのを楽しみに、見守ってあげてくださいね。
【飼育研究部 あおくら】