本日は熊野灘(南伊勢町沖)漸深帯底引き採集に行ってまいりました!
いつもお世話になっている甚昇丸さんに乗せていただき、日の出から夕暮れまで。
展示生物の採集はもちろんですが、熊野灘にどのような生物が分布しているかも調査します。
面白いものを見つけましたよ~
ウオノエの仲間がいましたyo!
私の好きなダイオウグソクムシと同じ仲間。はい、私は寄生虫も好きです!
寄生率も調べてみました。
3回目の網(水深200-260m)では17匹中6匹(寄生率35%)
4回目の網(水深240-290m)では100匹調べて12匹にウオノエを確認しました(寄生率12%)
私は寄生に初めて気が付きましたが、結構付いていますね。
(このウオノエは標本用に採集しました)
ところで。
ウオノエの抱卵雌は生で食べると美味しい、という話を最近耳にしました。そこで1匹だけそのまま口にしてみました。
これも生物を知るうえで大切なこと(本当か!?)
確かに美味しいです。例えれば甘エビの尻尾食べているみたいな味と食感ですね。
本日は天気も上々!船の上でしっかり食事も頂きました!
【飼育研究部 森滝丈也】