何度か書き込んでいる、へんな生きもの研究所のオニダルマオコゼの体表から見つかったロクソソマ科(おそらくロクソミトラ属の一種)
ロクソソマというのは内肛動物のうち、群体性ではなく、一つ一つが独立して生活する単体性の仲間(ロクソソマ科)のこと。
これまでにこの種の出現を確認しているのは、オニダルマオコゼ水槽と3F特別展示室の手前側の水槽のみ。
元々、オニダルマオコゼをこの3Fの水槽でしばらく飼育した後、へんな生きもの研究所に移動したので、魚体を通じてへんな生きもの研究所に持ち込まれたと推測しています。
それでは、へんな生きもの研究所の水槽に何も付着していないオニダルマオコゼを入れれば、また魚体にロクソソマが取り付くんじゃないか…?
テストしましたが、取りあえず今のところ結果は出ず…
ということは、オニダルマオコゼに付着していたのは偶発的なもので、本来この種類は非共生種なのかもしれない…
その考えを支持するかのように、今、3Fの水槽内(アクリル製パイプの表面)でかなり増殖しています。
夏休みから展示生物がアカイセエビになっただけで、水温などの環境は変わっていないのですが…
とにかく、びっしり。
魅惑の(私にとっては)花園になっています(笑)
かなりサイズは小さい(高さ1.2mmほど)ですが、目を凝らせば何とか確認出来ますよ。