前回紹介した時は受精しているか不明だったマメダコの卵ですが、昨日、発眼を確認できました!
小さくて見えにくいかもしれませんが、中央にある岩陰で懸命に卵を守る母ダコの姿がわかるでしょうか?す。
ググっと拡大してみれば(肉眼では無理!)卵の中の赤ちゃん(胚)の眼が見えてきます。
ただし、赤ちゃん(胚)自体はまだ体に色素胞が形成されていないようで、眼以外はほとんど透明で姿はよくわかりません(白く見えている部分は卵黄です)↓
ちなみに、この画像の左側の胚の向きが通常状態で、右の胚は何故か“逆子“ですね(原因は不明)
どれぐらいの日数で孵化するのか知りませんが、マダコの場合だと水温18℃で50日ほどかかるらしいので、マメダコも同じぐらいかかるかもしれません。
【飼育研究部 森滝丈也】