先日の飼育日記でオオグソクムシのマンカ幼生を展示しました、と紹介しましたがちょっと訂正です。
マンカ幼生は第7胸脚を持たずに孵化し、何度か脱皮して脚が生えてくるのですが、前回紹介した個体には既に小さな第7胸脚が生えていました。
これはどうやらマンカ幼生ではなく、正しくは「幼若個体」といったところでしょうね。このあと脱皮をして成体と同じしっかりとした第7胸脚になっていきます。
ただ、この個体の第7胸脚は右側しか見当りません。
先天的な欠損なのか、事故で無くしたのか…?
かわいい第7胸脚↓
途中で無くなったのであれば、いずれ再生すると思いますが、もともと欠損していたのならこのままかもしれません。
【飼育研究部 森滝丈也】