和歌山県新宮沖水深200-500mで採集した泥岩をオオグソクムシの隠れ家(シェルター)として水槽に入れています。
最近、この泥岩に小さなイソギンチャクが1匹、出現していることに気がつきました。盤の直径は1㎜ほど、肉眼で何とか存在が確認できるサイズですが、存在に気付いてからずっと気になっていました。
そこで、先日の宿直の日、水槽の見回りついでに撮影をしてみることに(夜間の方が撮影しやすいので)
なかなか良い感じに撮影できたのですが…想像と異なる姿に今、少し困惑しています。
偶々なのか、16本ある触手のうち4本だけが長い…?体壁に疣が並ぶのも特徴的なような…。何というイソギンチャクなのだろうか?
また機会を見つけて専門家の意見を聞いてみたいと思います。何かわかればまたお知らせします。
…と、これだけの日記だとマニアックすぎるので、こちらの癒やし画像をどうぞ。
宿直明けの朝に見かけたジュゴンプールのカメ吉くんの寝姿です。立ったまま寝ていました(笑)
【飼育研究部 森滝丈也】