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鳥羽水族館 飼育日記 鳥羽水族館 飼育日記

ソフトコーラルをレイアウト

先日、夏休みを前に石垣島産のミドリイシ属イシサンゴをレイアウトしたと紹介しましたが、続いて別ルートから「ソフトコーラル」がやって来ました(いわゆるソフトコーラルとはイシサンゴとは異なり、ヤギ類やウミキノコ類など柔らかいからだをしたグループの総称です)。

今回搬入されたのはチガイウミアザミやムラサキハナヅタ、イソギンチャクモドキ類、ウミキノコ類など。

ムラサキハナヅタ
イソギンチャクモドキの仲間(茶色)とチガイウミアザミ(クリーム色)

今回はいくつかの種類がまとまって岩に活着していたりしたので、これを既に完成したミドリイシのレイアウトにはめ込むようにしてナチュラルに配置するには、ちょっとしたセンスが必要でした(←大袈裟)

こんな感じになりました。

そして、今回のソフトコーラルの中で私の一番の推しは「チガイウミアザミ」ですね。

チガイウミアザミ

色合いは地味ですがモフモフと柔らかな印象で、特に花のようなポリプは自発的にパカパカ開いたり閉じたりします。

これは他のソフトコーラルでは見られない可愛い動きで、必見です。

見ているだけで癒やされます。

【飼育研究部 森滝丈也】

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