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鳥羽水族館 飼育日記 鳥羽水族館 飼育日記

少し変わったウシモツゴ

こんにちは。tanizo-です。

鳥羽水族館では三重大学、三重県総合博物館などと共同で「ウシモツゴ」という希少淡水魚の保全活動を行っています。もちろんこのような活動は生息地の住民の方々の理解、協力あってのことで、かれこれ20年近く続いています。 近年は4月~11月まで月1回の定期調査を活動の主としていますが、8月の調査で少し変わったウシモツゴが捕獲されたので紹介します。

普通のウシモツゴ
ちょっと違う

何らかの原因で鱗が透明になる現象は様々な魚で知られています。この池で捕獲されるタモロコでも透明鱗の個体が時々見られます。

しかし、大学の先生にこのウシモツゴの写真(本文2枚目)をご覧に入れたところ、「鱗の異常はあるが完全な透明鱗ではない」とのことでした。ちょっと残念!

フィールド調査は水族館の大事な役目ですが、思いがけないことに出会うワクワク感もあります。

調査で何か面白い発見があったらまた報告しますね。では。

【飼育研究部 tanizo-】

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