【シーアップル】という名前の生きものを展示しています。
原色に近いカラフルな体色をしていて、丸っこいのが特徴です。
その外見から、当館のへんな生きもの研究所での解説板では、『派手なリンゴ』と紹介しています^^
正体は何かといいますと、実は「ナマコの仲間」
(ナマコは英語でsea cucumberですから、ホントは「派手なきゅうり」が正しい表現なのでしょうか?笑)
よく見ると、口の周りに触手がついています。
この触手、ぶわぁ~って広げていますが、何のためにしているのかといいますと「エサをとる」ためなんです。
水の流れにのってくるプランクトンや有機物を網の要領でつかまえて食べちゃうワケ。
その動きが観察していると面白いんです。
一本の触手を口元にもっていくと…
また次の触手を口にする。
「パクッ」って効果音をつけてあげたいくらいです。
実際の動きはゆっくりですけど…
観察していると、見飽きない魅力があります。
「シーアップル」是非っ!
【飼育研究部 たかむら】