水族館では魚などの餌に生きた「アサリ」を使っていますが、先日購入した中にひときわメガサイズの個体がいました。なんと殻径7㎝(70.2mm)もあるじゃないですか!(ちなみにラッコの餌などには「大アサリ」を与えていますが、これはアサリではありません。標準和名はウチムラサキでアサリとは別種になります)
ちょうど、小さめの大アサリ(ウチムラサキ)があったので、この巨大なアサリと比較してみました(下がアサリですよ)
…おぉ、大アサリとほぼほぼ同じサイズだ。
通常のアサリとも比べてみました。
これで同じ種類とは…
さて、調餌室でこの巨大アサリに気づいた同僚のHさんが「これは貴重!餌に使わないであげて~」と懇願するので(笑)とりあえず、へんな生きもの研究所の水槽に移動してみました。
餌から展示生物にステップアップ?といったところでしょうか。機会がありましたら是非ご覧ください。スベスベマンジュウガニ水槽に入れてあります。
ちなみに、アサリは環境が良いと(餌が豊富である場合など)こんな風に大きく成長することがあるそうです。
【飼育研究部 森滝丈也】