皆さんは夏に行っていた「これウソ・ホント!? もっとへんな生きもの夏スペシャル」を覚えていますでしょうか?
へんな生きもの研究所内の一画に夏休み限定で さらにへんな生きものを数種類展示していました。
その中の一つに、こんな生きものがいました。
前にも紹介しました。ハイギョの繭(マユ)です。
こんな風に見えて実はちゃんと生きていて、呼吸もしています。
イベントが終わり、やっと繭から戻してあげられる日がやってきました!
繭からの復活を今か今かと待ち続けていました。
…しかし。
ま、まったく復活せえへん…
水に浸けて数時間で繭を破って動き出すハズなのに。
心配になり水を少しかけると「グエッ!」と鳴き声をあげました。どうやら生きてはいるようです。
魚なのに鳴き声を出すなんて、本当にへんな生きものだなと思いましたね。
4日間この状態が続き、不安がピークに達した頃に「手で繭を剥がしてみては?」という意見が挙がりました。
恐る恐る繭を掴むと・・・
ベロンッ!と勢いよく繭がはがれました。
すると中から綺麗な状態のハイギョの姿が!
どうやら、繭が乾燥し過ぎて自力では破れなかったみたいです。
ヒヤヒヤしましたが、一安心です。
ちなみにこれが剥がれた繭です。
以外と硬く、無臭でした。
【飼育研究部 ニッシー】