6月19日に後ろ半分だけ脱皮したオオグソクムシのその後です。
以前にもお伝えしましたが、オオグソクムシは「二相性脱皮」をするので、まずはじめに後半部を脱皮します。その際、なぜか脱皮する方ではなく前半部が白く変色しますが、これはおそらく脱ぎ捨てる殻にカルシウム分などが残らないよう、前もって前半部に移動させておくためだと考えられます。
さて。
後半部の脱皮を済ませ、7月3日に今度は後ろ半分の一部が白く変色しはじめました。それで、前半分の脱皮が近いかと思っていましたが…その後その白変部は消えてしまいました。
ところが、今朝、水槽をのぞくと、しっかり前半分の脱皮が始まっているではないですか!
良かった良かった。これで一安心。
後半の脱皮から中23日で前半分…ということになりますね。
【飼育研究部 森滝丈也】