今日はチョウザメの餌やりをしました。チョウザメは古代の海ゾーンで展示されている原始的な硬骨魚類で、サメとついてますが軟骨魚ではありません。
バックヤードはこんな感じです。本日のメニューは、写真に写っているオキアミと…
むきアサリと…
アジのぶつ切りです。ピンぼけですみません。
今日のメニューと書きましたが、もうこの20年毎回おんなじメニューです。
ちなみに、チョウザメは「サメ」と名前が付いていますが、原始的な硬骨魚なので本当のサメ(分類学上の軟骨魚)ではありません。
チョウザメの隣の水槽で展示されているのが本当のサメたちです。
いつの日かホオジロザメのような回遊性の大型肉食サメ類の展示が見たいな~と思いますが、なかなか技術的にはまだまだ未来のことになりそうです。
そういえば、チョウザメを展示している古代の海ゾーンでは、かつて鳥羽水族館がアフリカ沖に調査に行ったときのシーラカンスの貴重な映像が流れています。
シーラカンスは古代魚(生きている化石)と言うだけでなく、深海魚でもあるんですね。
最近、深海魚に興味があって、いろんなサイトとかを見ていますが、ほんと興味深いです。
でも、実際に飼育展示となると、技術的な問題が多すぎて、まだまだ実現できるのは遠い将来になりそうです。
大型サメ類といい、深海魚といい、まだまだ水族館の飼育展示には夢のあるジャンルが残されています。
かみおか