前回、ダイオウグソクムシ13号がシェルターに隠れた、とお伝えしました。
その時、第4胸節と第5胸節のつなぎ目が少し浮いてきたように見えました。
ダイオウグソクムシを含むダンゴムシの仲間(等脚類)は、まず体の後半部を脱いだのち、前半部を脱ぐ「二相性脱皮」をおこなうので、その境目がはずれてきたということは…近いのか!?
その13号はそのままの格好で、今日までの4日間シェルターの中に隠れたまま。
そして先ほど閉館後に見ると…
おぉ!第4胸節と第5胸節のつなぎ目がさらに浮いてきたように見えるじゃないですか!…ドキドキ。
でも、このままの状態で脱皮をするのかなぁ…
前回の5号は脱皮直前にシェルターから出て広い場所で脱皮をしましたが。
…と思った瞬間、動き出す13号!
そして水槽の中央までゆっくりと前進…こ、これは、もしかしたら!
と思った瞬間、なぜかUターン(笑)
何なんだよ~。
でも、本当にそろそろですね。
ちなみに5号は脱皮前日には、しゃがみ込んでほとんど動かなくなりましたが。
同じパターンになるでしょうか。
【飼育研究部 森滝丈也】